離婚相談に強い奈良の弁護士なら松柏法律事務所 TOP > 女性のための離婚相談 > モラル・ハラスメント > モラハラ被害を受ける母親が子どもに対して気をつけたいこと
夫からのモラハラ被害を受けている家庭では、子ども達の置かれる環境も複雑なものとなります。
お父さんとお母さんの関係がうまくいっていないこと自体、子ども達には過度の負担がかかっています。
お母さん本人も大変なのですが、子どもへの配慮は欠かせないところです。特に、次のような点をご留意されてはいかがでしょうか。
あなたは、普段、帰宅時間やゲームをする時間、手洗い・歯磨き等の生活習慣など、家庭で、子ども達に守らせているルールがあるのではないでしょうか?母親として、子ども達のことを思っての基本的なしつけです。
ところが、夫が、その決まり事と違うことを、子ども達に命じることがあった時、あなたが、それに異議を唱えたり、日頃のルールとの違いの説明をしないでいると、子どもは、まず、とても混乱します。そして、そのようなことが繰り返されるうちに、子どもは、あなたの言うことを軽視して、ルールを守らなくなってしまいます。
夫にばれると叱られるかもしれないと思ったことがあると、子どもに対して、「お父さんには言ってはだめよ。」と命じることはないでしょうか。
このように母親と子ども達との間だけで秘密を共用するということは、子どもを自分の共犯に仕立てることとなりかねません。子どもにとっては、母親から、自分の味方になるよう仕向けられると感じるおそれがあります。
子どもの目線からすると、あなたは、強い者に対して下手に出るのに、弱い者に対しては、強気に出る。相手によって態度を変える人に映るかもしれません。
大人であるあなたが、夫が怖いのですから、子どもからすれば、もっと恐ろしいはずです。家庭内で、唯一、自分を助けられる母親が、自分を助けてくれないとわかると、子どもは、母親のことすら、信頼できなくなるかもしれません。
子どもが、あなたの言うことを聞いていると、母親が嘘をついていることがわかります。子どもからは、あなたが嘘をつく大人に見えてしまいます。
モラハラ夫の被害を受けていると、子どもの前でも、嘘や隠し事をしたり、相手によって態度を変えてしまいかねません。
母親のそのような姿は、子どもの成長に及ぼす悪影響は、計り知れません。
モラハラ夫との同居中も、子どもへの悪影響は、最低限にとどめたいものです。
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